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思春期教室や性教育を中学校、高校で行っています。
現在、性に関する情報が氾濫し、性問題も複雑になってきています。望まない妊娠や性感染症の問題だけでなく、子供たちは大人たちが知らないところで、情報を得て性犯罪に巻き込まれることも多くなっています。
正しい知識を伝えることが、今まで以上に大切になっています。性欲は食欲、睡眠欲と同様に人間に不可欠な欲求です。あれはダメ!これもダメ!ではなく、自分の体や未来のことを考えてコントロールしていく必要性が求められています。
妊娠・出産はとても素敵なことです。
大好きな人との子供がほしいと思った時に、気持ちも身体も準備ができていたら、もっと楽しい妊娠・出産、子育てができると思います。
そして生まれてくるということは、お母さん、お父さん、そして自分自身も頑張らないと生まれることができません。みんなの力で生まれてきて、大きくなった大切な存在であることを伝えていきます。
それぞれの学校で、今まで学んできている内容や状況も違い、盛り込んでほしい内容も異なります。授業をする前に、担当の先生との打ち合わせをして内容の確認をお願いしています。
1994年国際人口会議で採択されました。日本語では「性と生殖に関する健康、権利」と訳されます。簡単に言えば「自分の子供を産むか産まないか、いつ産むかは自分で決める自由があること。そのために必要なものを得る権利がある」つまり、国や宗教や文化に関わらず、正しい知識や情報、環境を得たうえで、自分の意思で決めることができることです。
一見、とても自由ですが責任もあります。その正しい知識と情報、自由と責任を伝えていくのも大切なことだと思っています。
また、日本のリプロダクティブヘルスの問題で注目されている中に、「妊娠適齢期」があります。これから自分の人生を自分で決めていくことになる思春期世代の方にも、産む、産まない、いつ産むかを決める知識の一つとして、妊娠適齢期を伝えていく必要があると思っています。